うさだだぬきさんの京都紫陽花散策会に行ってみた【実録】

企画

綺麗な浴衣を着たい。

安心安全に楊谷寺へ行きたい。

咲き誇る紫陽花と庭園のライトアップを見たい。

うさだだぬきさんに写真を撮って欲しい。

この全てが叶う企画があるって信じられますか?
あるんです、それがこちらの紫陽花散策会です。

お値段23,000円。

ちょっと高いと感じるかもしれません。
正直に申しますと、私も申し込む前にお財布の心配をしました。しかし、実際参加してみると、むしろ安いのではと思えるほどの満足だったのです。心からオススメできる充実度でした。
でも、実際どんな感じなの?どこら辺が良いの?と不安に思われることもあるでしょう。

そこで、私が実際に行った実録をお話しようと思います。少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

13:00 着付け(京嵐さん)

散策会の開始は13時。
楊谷寺さんの開門16時以後に貸切で行われるため、このスケジュールなのだそうです。

集合場所は京嵐さん。渡月橋から徒歩30秒、嵐電嵐山駅から1分という便利な立地にあるレンタル着物屋さんです。
地下にあるお店なので少しだけわかりづらいかもしれません。渡月橋と嵐電嵐山駅間をローソンがある側の歩道を歩きながらやや下の目線で探してみてください。鮮やかな藤が目に入るはずです。

京嵐さん入口

私は始めて行ったので、正直ちょっと躊躇しながら階段を降りてお店へ入りました。すると、美人&イケメンが迎えてくれました。
まっ、眩しい!
Twitter情報によると、この京嵐さんはこの見目麗しいお二人が夫婦で営まれているそうです。

散策会の参加者であることを説明すると、優しく迎え入れて浴衣のエリアまで案内してくれました。(下の写真真ん中にあるのが対象の浴衣ですが、オプションで他の着物を選ぶことも可能です)

2段になっているところが今回の対象浴衣です

想像以上の選択肢があります。あり過ぎるくらいです。確実に迷います。
でも、ご安心ください。
的確かつセンス抜群、しかもこちらの希望をきちんと汲み取ったアドバイスがもらえます。あなたにとって最適の浴衣を選べること間違いなしです。

浴衣を決めたら次は着付けです。オプションでヘアメイクもできますよ。素敵な浴衣を見ているとついつい髪も!となりますが、大丈夫です。その場での申込も受け付けてもらえます。

りんご飴の香り漂う(直前の小さなお客様に言われたそうです)チャキチャキっとしたお姉様が、テキパキとあっという間に着付けてくれました。わからなければなんでも聞いたら教えてくれる、頼もしく面白く優しい方でした。

私はちゃっかりヘアメイクもお願いし、美人の奥様にご担当いただきました。合間に少しお話したのですが、話しているだけで心がほんわかとあたたかくなるようなお人柄が滲み出ていて本当に素敵なんです。それでいて、全体を把握されお店の司令官たる一面も垣間見え思わず拍手しそうになりました。さらに、私はショートカットなのでヘアアレンジのやりようがあるのだろうかと思っていたのですが、迷いない手さばきで見事に仕上げてくださりました。

このように、私は着付け一連すべてをほぼ「おまかせ」で委ねていたのですが、自分好みでありながら期待を超える浴衣姿に整えていただきました。実は、大人になってからの初浴衣だったのですが、こんな変身ができるなら浴衣っていいなと思ったくらいです。

和装バックレンタルもセットでついて来ます。これまたものすごく種類があるのですが、私は「カメラのレンズが入るかどうか」という独自の基準で選びました。しかし、そこは京嵐さん、さすがです。そんな特殊基準すらも満たすバックがあったのです。(なお、カメラバッグの中仕切りを入れていたらめちゃくちゃピッタリで、周りから爆笑&絶賛されました)

撮影:うさだだぬきさん

さて、バックを決めると荷物の整理をすることになると思いますが、経験者として一点だけお伝えしたいアドバイスがあります。基本的には、和装バックに貴重品を入れて他の荷物は京嵐さんに預けて移動します。ここから5~6時間ありますので、モバイルバッテリーや飲み物は持っていった方がいいです。ええ、お察しの通り私はカメラに気を取られてその辺まるっと忘れてましたとも。写真撮影はしてもらえるとはいえ、やはりスマホの充電切れは現代において死活問題ですし、結構歩きますのでのども乾きます。同じ過ちが繰り返されないように、ここに口伝させていただきます。

14:45 散歩(嵐山近辺)

全員の着付けが終わった頃、移動開始まで時間があったので、今回のカメラマンであり案内人であるうさだだぬきさんが嵐山近辺の散歩に引率してくれました。

うさだだぬきさん(以下うさだぬさん)はTwitterやInstagramで京都の風景写真を投稿発信されている方です。Twitterのフォロワー数はなんと17万人(日々増えていくので、今はもっと多いかもしれません)。

そんなすごい人と初対面。そりゃあもう緊張しますよね。しかし、杞憂でした。うさだぬさんが気さくに話しかけてくださるので、とても和みました。しかも、撮影の声がけが優しくて的確です。癒し系の声は一聴の価値あり。

ただ、一点だけ注意事項がありますので、該当する方は心してお聞きください。

カップルでご参加の方。

覚悟してください。確実にイジられます。もっとくっついてという指示は序の口です。もちろん、無理強いはまったくされませんので、そこはご心配なく。ただ、乗れば乗るほどめちゃくちゃ幸せなカップル写真が撮れること間違いなしですよ。腕の良いカメラマンに2人の写真を思う存分撮ってもらえる。背景の雰囲気も抜群。何なら、ちょっと恥ずかしいポーズも「うさだぬさんから言われて仕方なく…」という大義名分が得られて、仕上がりのすばらしさは言わずもがな!なにそれカップル参加めちゃくちゃお得じゃないですか!いいなぁ!!!……取り乱しました。ちなみに、過去のうさだぬさん散策会に参加されたカップルはすでに2組ご成婚されている、とのことで縁結びのご利益があるという噂がまことしやかに囁かれていたりいなかったりするそうですよ。

15:00 移動(京嵐さん→楊谷寺さん)

さて、散歩しながらの撮影で心も体もほぐれたところで京嵐さんの方へ戻ると、ちょうどMKさんの10人乗りタクシーが到着していました。

ここから楊谷寺さんまでおよそ45分の道のりを、MKタクシーさんが安心安全な運転で送り届けてくれます。

MKさんのタクシーに乗ったことはありますか?実は、私はMKタクシーさんの専用乗り場があればわざわざ選んでそちらに行ってしまうほどのMKさん推しだったりします。「まごころ」溢れるタクシー会社さんなのですが、印象的なのがMKさんは乗り降りの際ドライバーさんがドアを開け閉めしてくださること。しかも頭をぶつけないようにそっと手を添えてくれるのです。ちょっと特別な気分を味わえます。今回ももちろんやっていただきましたよ。しかも、大型車なので車高が高いのですが、必ず台を置いてくれるので、浴衣でも安心して昇り降りが可能でした。そういう気遣いって嬉しいですよね。

15:45 紫陽花散策(楊谷寺さん)

かなりの山道をするすると登って辿り着きました、楊谷寺さん。

車を降りるやいなやさっそく紫陽花のお出迎えです。ちょうど見頃の頃合だからでしょうか。まだまだ参詣者の方で賑わっていました。聞いてみるとなんでも、最近テレビ放映があり注目度が上がっているのだとか…。

しかし、我々の本番は閉門後。焦る必要はありません。ゆっくりと本堂へ登って行きました。御朱印をいただいたり、うさだぬさんの紫陽花ポストカードを購入したりの後、16時になった頃から本格的に散策へ向かうことになりました。

楊谷寺さんを知り尽くしたうさだぬさんと隅々まで見て回ります。見どころ、SNS映えポイントをバンバン教えてもらえるのです。この間、常に(シャッターチャンスを)狙われてますので要注意。ところどころで撮影もしてくれますし、逆に自分でも好きなだけ撮らせてくれます。

それにしても、楊谷寺さん。驚くほど見どころがあります。それぞれの紫陽花が綺麗なのもありますが、ハート型の穴が開いたベンチがあったり、至るところに花手水があったり、ハートの石があったり…。参拝者を楽しませようという心意気がよくよくわかるお寺さんです。

そして、広い。ゆっくり撮影しながらではありますが、境内散策はたっぷり2時間ありました。これが少しも飽きないのです。見る場所が多くそれぞれが違ったテイストで楽しませてくれるので、いつの間にか2時間過ぎ去ります。しかも、貸切ですから超快適でした。人気の花手水も撮り放題。

17:30 名勝庭園~ご法話

思う存分堪能した後、本殿から書院へ案内していただきました。京都府指定名勝庭園が眼前に広がります。ちなみに、名勝というのは、重要文化財の場所バージョン(国宝級は特別名勝)。つまり、京都府に認められた素晴らしいお庭ということです。

崖を利用して木々や石が配置されています。それぞれに仏様たちを模した意味ある場所と形なのだそうです。

さらに奥へ進むと、両側が紫陽花に囲まれた紫陽花回廊がありました。ここもフォトジェニック!なかなか撮る機会のない一枚かと思います。

書院に戻りしばし休憩した後、18時から住職さんのご法話を聞かせていただきました。曰く、このお寺さんの開創は平安時代まで遡ります。清水寺を開山した延鎮というお坊様が「西山にて観音様に会えるよ」という夢のお告げを受けたというのです。お告げに従い、山に入ると眼病に霊験あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩様と本当に出会ったのだそう。そのことから、西山のこの地に観音様をお祀りし、今に至る楊谷寺さんができました。

眼病平癒の祈願所として、1200年もの永きにわたり厚い信仰を受けるお寺さんです。お話を聞いていて驚いたのが、「楊谷寺さんに檀家さんはいない」ということです。ご利益を受け信仰する方々からの心で成り立っているということで、とても親しまれているお寺さんだということがよくわかります。

また、最近では「花手水」でも注目を浴びている楊谷寺さん。元々、水に花を浮かべるようなことは至るところで行われていました。ただ、それを楊谷寺さん内で語呂が良い「花手水(はなてすい )」と呼ぶようになり、それをSNSのハッシュタグでつけてみたところ、瞬く間に浸透していった、というお話でした。ちなみに、この花手水はなんと住職さんとその奥様、娘さんの手作りなのだそうです。試行錯誤を繰り返し、日々悩みながら新たなアイデアを模索されているとのことで、そんな目で見ると花手水がまた面白く感じられますよね。

1200年以上の歴史と最新のSNS映え、楊谷寺さんの魅力は大変幅が広く深いものであるとよくわかるご法話でした。

18:30 上書院~ライトアップ

ご法話が終わると上書院へ移動しました。ここまでも十分すぎるほどの驚きをお伝えしてきましたが、結論から申しますとここからが真打です。

まず、この上書院。普段は非公開です。元々は完全非公開だったのですが、現在は毎月17日だけ限定公開されています。と言いますのも、「日本のいちばん長い一日(2016年版)」という映画のロケ地になりまして、紅葉の盛りの時期に撮影が行われたそうです。その際、役所広司さんが上書院から庭園を見下ろす景色を絶賛され一般公開をしてはどうですかとのご提案を受けて、月に一度の公開へ踏み切ったとのお話でした。お気づきでしょうか。そこに入れるのです。しかも、貸し切りで。紅葉もぜひ見たいですが、青もみじも負けず劣らずすばらしいです。

まだまだ畳み掛けますよ。日が沈む19時頃からお庭がライトアップされます。なお、楊谷寺さんは基本的にはライトアップしてらっしゃいません。それが見れるのです。はい、もちろん貸切で。

えっ、贅沢過ぎやしませんか?

信じられませんよね。私もです。夢かなと思いました。しかし、なんと現実だったのです。

しかもですよ、我々が上書院の景色に感動している中、うさだぬさんは何やらライトを用意していました。そうです、今日の最後の撮影はここで行われるのです。ライトアップした名勝庭園を背景に。通常非公開の上書院の2階から。

えっ、贅沢過ぎやしませんか?(2回目)

順番にリクエストを盛り込んで、撮影してもらえます。シルエットバージョンと照明バージョンと。

ちなみに、カップルの方。キスシーンのシルエットなんかも撮れてしまいますよ。めったにない機会ですので、ぜひ。恥ずかしければ額をくっつけ合うとかもシチュエーション的にはかなり素敵です。

私はカメラを持ったシルエットで撮ってもらいました。まだ写真いただいてないんですけど、楽しみでしょうがないですね。

20:00 移動(楊谷寺さん→京嵐さん)

楊谷寺さんの景色を堪能して、写真もたっぷり撮ってもらっていたら、いつの間にか20時を過ぎていました。

真っ暗闇の帰り参道、MKさんが一生懸命ライトで足元を照らしてくれました。こういうお心遣いがあってこそ、今回の散策会が成り立っていたのだと思います。

帰りももちろんMKタクシーさんの安心安全運転です。また45分の道のりでしたが、参加者の皆様と今回の散策会が如何に楽しかったかを話していたらあっという間でした。

京嵐さんへ戻り、テキパキと着物を脱いだ後、うさだぬさんにその日の写真をちょっとだけ見せていただきました。正直、期待しかない仕上がりばかり。早く見たい今日この頃です。

お土産(中村屋さん)

帰りには、中村屋さんの稲荷寿しと細巻の折詰をお土産としていただきます。家に帰ってから食べたのですが、これがまた本当においしいのです。じんわりと染み入るお稲荷さんの優しい甘さは、新香巻のしょっぱさと爽やかなかっぱ巻きの絶妙なバランスで引き立ちます。そして、細巻の海苔が美味しすぎる。ほわっと広がる磯の風味を残しつつ、決して主張し過ぎない海苔。それに包まれた細巻ですから、そりゃあもうおいしいんです。楽しかった一日のトドメのようなお土産でございました。

まとめ

以上が散策会の実録です。いかがでしょうか。めちゃくちゃ豪華プランじゃないですか?プライスレスな思い出に残る散策会。

……参加してみたくないですか?

今ならなんと、6月26日(土)にもう一度同じプランがあるのです!しかも、まだ枠があるとか!!(投稿現在)

最後に

最後になりましたが、今回の企画関係者の皆様、本当にありがとうございました。

素敵な浴衣を着付けてくださった京嵐さん。楊谷寺さんまでの道のりを安心安全に送り迎えしてくださりさらにお土産の手配などしてくださったMKタクシーさん。紫陽花咲き誇る境内や名勝庭園、非公開の上書院極めつけのライトアップと思う存分堪能させていただいた楊谷寺さん。

皆様のお心遣いゆえに、心から楽しませていただきました。

また、今回一緒に散策する参加メンバーの方にも恵まれたなと思っております。皆さん優しい方で、笑いあり、感動あり、惚気ありの楽しい行程を一緒に過ごしていただき、ありがとうございました。また次回のうさだぬさん散策会でもお会いしましょう(笑)

そして、うさだぬさん。企画・撮影・引率、すべてにおいて優しく楽しく面白く、場をつくってくださり本当にありがとうございました。写真楽しみにしています。また次回も参加したいと思います。紅葉の楊谷寺さんで同じ企画をぜひ!なにとぞ!お願いします!!!

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